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教皇フランシスコ 2021年4月18日(日)の正午の祈りの集い 教皇フランシスコ 2021年4月18日(日)の正午の祈りの集い 

教皇、ウクライナ東部情勢に和解と平和呼びかける

教皇フランシスコは、4月18日(日)の正午の祈りで、緊迫化するウクライナ東部情勢に、和解と平和を呼びかけられた。

 教皇フランシスコは、4月18日(日)の正午の祈りの集いで、緊張の高まるウクライナ東部の情勢に言及された。

 ここ数か月、ウクライナ東部のいくつかの地域における停戦合意違反の増加を非常に案じていると述べた教皇は、軍事行動の活発化に深い憂慮を示された。

 こうした状況に対し、教皇は、緊張拡大を回避し、相互信頼を育み、人々が切望する和解と平和の推進を可能とする姿勢を、強く呼びかけられた。

 また、同地域の住民の深刻な人道的状況を思いやるよう願われた教皇は、これらの人々に精神的に寄り添いを表明された。

18 4月 2021, 15:48

レジーナ・チェリの祈りとは?

レジーナ・チェリ(アレルヤの祈り)は、4つの聖母の交唱(アンティフォナ)のうちの一つです。(この他の聖母のための交唱には、アルマ・レデンプトリス・マーテル、アヴェ・レジーナ・チェロールム、そして、サルヴェ・レジーナがあります。)

教皇ベネディクト14世は、1742年、これを復活節の間、すなわち復活の主日から聖霊降臨までの期間、お告げの祈り(アンジェルスの祈り)の代わりに、死に対する勝利のしるしとして起立して唱えるようにと定めました。

お告げの祈りと同様に、早朝、正午、夕方と、一日3回唱え、その一日を神とマリアに捧げます。

この古いアンティフォナは、伝承によれば、4世紀、または10世紀にさかのぼります。その普及については、13世紀半ばから記録され、フランシスコ会の聖務日課に挿入されたことが知られています。これは、4つの短い詩句からなり、それぞれがアレルヤで終わります。これは、信者が天の元后マリアに向けて、キリストの復活を共に喜ぶ祈りです。

教皇フランシスコは、2015年4月6日、復活祭翌日のレジーナ・チェリの祈りにおいて、この祈りを唱える際の心掛けについて語っています。

「わたしたちはマリアに向かって、お喜びくださいと言います。なぜなら聖母に宿られた方は、おことばどおりに復活されたからです。そして、わたしたちは、聖母の取り次ぎを願うのです。実際、わたしたちの喜びは、聖母の喜びを反映するものです。マリアは御子イエスの死と復活の出来事の静かな証し人です。
母の喜びを自分のものとする、子らの喜びをもって、この祈りを唱えましょう。」

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