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教皇フランシスコ 2024年2月4日のお告げの祈り 教皇フランシスコ 2024年2月4日のお告げの祈り  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

「平和は全人類の責任」教皇、旧正月迎える人々に挨拶

教皇フランシスコは、間もなく旧正月を迎えるすべての人にお祝いを述べられた。

 教皇フランシスコは、2月4日(日)の正午の祈りの集いで、同月10日(土)に東アジアや世界各地で旧暦の正月を迎える多くの人々に向け、お祝いの言葉を述べられた。

 教皇は人々に心のこもった挨拶をおくりながら、この旧正月を愛情の絆と思いやりを体験する機会とすることで、すべての人々がかけがえのない尊厳において認められ受け入れられる、連帯と兄弟愛あふれる社会の構築に貢献することができるようにと願われた。

 また、教皇はすべての人に神の祝福を祈ると共に、今日、世界の様々な場所で危険にさらされ、世界が大いに渇望する平和のために祈ってほしいと招かれた。

 「平和は一部の人の責任ではなく、全人類の責任です」と述べた教皇は、「憐れみの態度と勇気をもって、平和を作り出すために皆で力を合わせましょう」とアピールされた。

 そして、ウクライナ、パレスチナ、イスラエルをはじめ、戦争に苦しむ人々のために祈り続けるよう呼びかけられた。

 

04 2月 2024, 18:44

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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