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教皇フランシスコによるお告げの祈りに集った人々 2023年12月26日 バチカン・聖ペトロ広場 教皇フランシスコによるお告げの祈りに集った人々 2023年12月26日 バチカン・聖ペトロ広場  (ANSA)

教皇、差別に苦しむキリスト教徒らのために祈る

聖ステファノの祝日、教皇フランシスコは、差別に苦しむキリスト教徒たちのために祈られた。

 聖ステファノの祝日、12月26日(火)、教皇フランシスコは正午の祈りの集いで、宗教上の理由で差別を受けているキリスト教徒たちのために祈られた。

 教皇は、この日、典礼暦で記念された教会の最初の殉教者、聖ステファノに、世界の各地で未だ差別に苦しむキリスト者たちの姿を重ねられた。

 そして、教皇はこれらのキリスト教徒に連帯を示しつつ、「すべての人々に対する愛徳の業を続けながら、正義と信教の自由のために平和的に闘うように」と、励ましをおくられた。

 同時に、教皇は、戦争に深く傷ついた人々に平和が訪れるよう、聖ステファノ殉教者の取り次ぎに託して祈られた。

 「メディアは戦争が何を生むかを見せている。わたしたちはそれをシリアに見た、ガザに見た。わたしたちは傷ついたウクライナを思う。それは死の砂漠だ。得たいものはこれなのか?」と教皇は問いながら、「人々は平和を欲している。平和のために祈ろう」と呼びかけられた。

26 12月 2023, 16:02

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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