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10月はロザリオの月 10月はロザリオの月  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

教皇「ロザリオの祈りを平和と宣教とシノドスのために」

教皇フランシスコは、この10月、ロザリオの祈りを平和と宣教とシノドスのために捧げるようにと招かれた。

 カトリック教会は、10月を伝統的にロザリオの月とする。また、10月は宣教のために捧げられた月でもある。

 教皇フランシスコは、10月初日のお告げの祈りの集いで、この月、ロザリオの祈りの素晴らしさを体験し、マリアと共にキリストの神秘を観想し、教会と世界の必要のために聖母の取り次ぎを祈ろう、と呼びかけられた。

 そして、教皇は、苦しむウクライナをはじめ、戦争に傷つくすべての地のために、世界の人々の福音宣教のために、そして今月開催される「共に歩む教会」をテーマとするシノドス(世界代表司教会議)総会・第一会期のために、ロザリオの祈りを祈って欲しいと希望された。

 また、教皇は、この10月1日、教会暦で「信頼の聖人」、幼いイエスの聖テレーズ(テレジア)を祝うことに触れながら、来る10月15日、聖テレーズのメッセージをめぐる使徒的勧告が発表されると予告。

 聖テレーズと聖母に祈るよう招かれた教皇は、神に信頼し、宣教のために働くことができるよう、聖テレーズの助けを願われた。

01 10月 2023, 17:45

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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