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教皇フランシスコ、新枢機卿21名を発表  写真:2022年8月の公開枢機卿会議 教皇フランシスコ、新枢機卿21名を発表  写真:2022年8月の公開枢機卿会議  (Vatican Media)

教皇、新枢機卿21名を発表、9月に叙任のための枢機卿会議

教皇フランシスコは、今年9月30日に新枢機卿叙任のための枢機卿会議開催を予告、新たに任命された21名の新枢機卿の名を発表された。

 教皇フランシスコは、7月9日(日)、バチカンで正午の祈りの集いを持たれた。

 この中で、教皇は新枢機卿の叙任式をとり行うために枢機卿会議を今年9月30日に開催する旨を予告された。

 そして、教皇は新たに枢機卿に任命された21人(教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿18名、投票権を持たない80歳以上の枢機卿3名)の名前を発表された。

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 このたび、教皇フランシスコによって新たに枢機卿に任命された人々は次の通り
(発表順、名前(年齢)・役職または司牧担当教区・出身国・および修道者の場合は所属修道会)。

80歳未満の新枢機卿

1.ロバート・フランシス・プレヴォスト大司教(67)
(教皇庁司教省長官・米国出身、聖アウグスティノ会)

2.クラウディオ・グジェロッティ大司教(67)
(教皇庁東方教会省長官・イタリア出身)

3.ヴィクトール・マヌエル・フェルナンデス大司教(60)
(教皇庁教理省長官、アルゼンチン出身)

4.エミル・ポール・チェリッグ大司教(76)
(教皇大使、スイス出身)

5.クリストフ・ルイ・イヴ・ジョルジュ・ピエール大司教(77)
(教皇大使、フランス出身)

6.ピエルバッティスタ・ピッツァバッラ大司教(58)
(エルサレム・ラテン典礼総大司教、イタリア出身、フランシスコ会)

7.ステファン・ブリスリン大司教(66)
(ケープタウン大司教区、南アフリカ出身)

8. アンヘル・シクスト・ロッシ大司教(64)
(コルドバ大司教区、アルゼンチン出身)

9.ルイス・ホセ・ルエダ・アパリシオ大司教(61)
(ボゴタ大司教区、コロンビア出身)

10.グルゼゴルズ・リシ大司教(59)
(ウッチ大司教区、ポーランド出身)

11.ステファン・アメユ・マーティン・ムラ大司教(59)
(ジュバ大司教区、南スーダン出身 )

12.ホセ・コボ・カノ大司教(57)
(マドリッド大司教区、スペイン出身)

13.プロタセ・ルガンブワ大司教(63)
(タボラ大司教区・協働大司教、タンザニア出身)

14.セバスティアン・フランシス司教(71)
(ペナン教区、マレーシア出身)

15.周守仁司教(63)
(香港教区、香港出身、イエズス会)

16.フランソワ・グザヴィエ・ブスティジョ司教(55)
(アジャクシオ教区(フランス)、スペイン出身、コンベンツアル聖フランシスコ修道会)

17.アメリコ・マヌエル・アルヴェス・アグイアル司教(49)
(リスボン大司教区・補佐司教、ポルトガル出身)

18.アンヘル・フェルナンデス・アルティメ神父(62)
(サレジオ修道会総長、スペイン出身、サレジオ修道会)

80歳以上の新枢機卿

1.アゴスティーノ・マルケット大司教(82)
(教皇大使・イタリア出身)

2.ディエゴ・ラファエル・パドロン・サンチェス大司教(84)
(クマナ大司教区・名誉大司教、ベネズエラ出身)

3.ルイス・パスクアル・ドリ神父(96)
(ブエノスアイレスのポンペイの聖母巡礼聖堂・聴罪司祭、アルゼンチン出身、カプチン・フランシスコ修道会)

 

09 7月 2023, 15:26

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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