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教皇フランシスコ 2022年5月22日 レジーナ・チェリの祈り 教皇フランシスコ 2022年5月22日 レジーナ・チェリの祈り  (VATICAN MEDIA)

教皇、中国のカトリック信者と司牧者らのために祈る

教皇フランシスコは、教会暦で5月24日(火)に記念される「扶助者聖母マリア」の日を前に、中国のカトリック信者たちに霊的な寄り添いを表明された。

 教皇フランシスコは、5月22日(日)、バチカンで行われた正午の祈りで、教会暦で24日に迎える「扶助者聖母マリア」の日に言及された。

 教皇は、中国のカトリック信者たちが「キリスト信者の助け手なる聖母」に深い信心を持ち、上海の佘山(シェシャン)の巡礼聖堂をはじめ、中国の多くの教会や家々で「扶助者聖母マリア」が保護者として崇敬されていることを思い起こされた。

 この記念日を機に、中国のカトリック信者たちへの霊的な寄り添いを改めて約束された教皇は、中国の信者と司牧者たちの時に複雑な生活と出来事を関心をもって見守り、毎日

彼らのために祈っていると話された。

 そして、中国の教会が自由と平穏のうちに普遍の教会との具体的な一致を生き、福音を皆に告げるその使命を行い、社会の精神的・物的発展に前向きな寄与ができるよう祈ろうと、すべての信者らを招かれた。

22 5月 2022, 18:08

レジーナ・チェリの祈りとは?

レジーナ・チェリ(アレルヤの祈り)は、4つの聖母の交唱(アンティフォナ)のうちの一つです。(この他の聖母のための交唱には、アルマ・レデンプトリス・マーテル、アヴェ・レジーナ・チェロールム、そして、サルヴェ・レジーナがあります。)

教皇ベネディクト14世は、1742年、これを復活節の間、すなわち復活の主日から聖霊降臨までの期間、お告げの祈り(アンジェルスの祈り)の代わりに、死に対する勝利のしるしとして起立して唱えるようにと定めました。

お告げの祈りと同様に、早朝、正午、夕方と、一日3回唱え、その一日を神とマリアに捧げます。

この古いアンティフォナは、伝承によれば、4世紀、または10世紀にさかのぼります。その普及については、13世紀半ばから記録され、フランシスコ会の聖務日課に挿入されたことが知られています。これは、4つの短い詩句からなり、それぞれがアレルヤで終わります。これは、信者が天の元后マリアに向けて、キリストの復活を共に喜ぶ祈りです。

教皇フランシスコは、2015年4月6日、復活祭翌日のレジーナ・チェリの祈りにおいて、この祈りを唱える際の心掛けについて語っています。

「わたしたちはマリアに向かって、お喜びくださいと言います。なぜなら聖母に宿られた方は、おことばどおりに復活されたからです。そして、わたしたちは、聖母の取り次ぎを願うのです。実際、わたしたちの喜びは、聖母の喜びを反映するものです。マリアは御子イエスの死と復活の出来事の静かな証し人です。
母の喜びを自分のものとする、子らの喜びをもって、この祈りを唱えましょう。」

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