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ウクライナの教会 ウクライナの教会  (ANSA)

教皇、ウクライナ危機に大きな憂慮、平和への努力を訴え

教皇フランシスコは、緊迫したウクライナ情勢に大きな憂慮を示し、平和への努力を訴えられた。

 教皇フランシスコは、2月13日(日)の正午の祈りで、ウクライナ危機に大きな憂慮を表明された。

 祈りの集いで教皇は、ウクライナから届くニュースは非常に憂慮すべきものである、と述べた。

 教皇は、平和に向けたあらゆる努力を、聖母マリアの取り次ぎと、政治責任者たちの良心に託し、沈黙のうちに祈るよう皆を招かれた。

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 ウクライナとロシアの国境の緊張をめぐり、教皇はこれまでも多くの平和アピールを行ってきた。

 特にこのところのより緊迫した情勢を前に、教皇は先月1月23日(日)の正午の祈りで、ウクライナ国境の緊張が同国の平和に再び深刻な打撃を与えることはもとより、ヨーロッパ大陸の安全保障問題に多大な影響を及ぼすことに懸念を表された。

 また「平和のために祈る日」と教皇自らが呼びかけた1月26日(水)、一般謁見で、教皇はウクライナの平和のために参加者らと共に祈りを捧げられた。

 そして、この席で、教皇はウクライナの地で兄弟愛のもとに人々が傷と恐れと分裂を乗り越えられるよう、また、責任者たちが対話と共通善を一部の利害に優先することができるよう祈られている。

 

13 2月 2022, 18:04

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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