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教皇フランシスコ 2022年1月16日のお告げの祈り 教皇フランシスコ 2022年1月16日のお告げの祈り  (Vatican Media)

教皇「わたしたちキリスト者は一致を目指す巡礼者」

教皇フランシスコは、1月18日(火)から1月25日(火)まで行われる「キリスト教一致祈祷週間」への参加を呼びかけられた。

教皇フランシスコは、1月16日(日)正午の祈りの集いで、まもなく始まる「キリスト教一致祈祷週間」に言及された。

 「キリスト教一致祈祷週間」は、「すべての人を一つにしてください」(ヨハネ17, 21)というイエスの祈りのもとに、すべてのキリスト者の一致を共に願い祈ることを目的に、毎年1月18日から25日まで、キリスト教諸教会の参加のもとに行なわれている。

 2022年度のテーマは、「わたしたちは東方でそのかたの星を見たので、拝みに来たのです」(マタイ2・2)。

 今年のテーマ選択と、それに沿った祈りと黙想のテキストの作成は、教皇庁キリスト教一致推進評議会と世界教会協議会(WCC)の協力のもと、中東地域の諸教会が参加する中東教会協議会(本部:ベイルート)が中心となって行われた。

 教皇は、今年のテーマが、救い主である王として生まれた方を拝むために、東方からベツレヘムへ旅した東方三博士のエピソードに基づいていることを紹介。

 わたしたちキリスト者は、それぞれ異なる宗派と伝統の中にも、完全な一致を目指して歩み続ける巡礼者であり、わたしたちの主、イエスに眼差しを注げば注ぐほど、その目標に近づくことができる、と話された。 

 そして、教皇は「キリスト教一致祈祷週間」の間、わたしたちの努力や苦しみをもキリスト者の一致のために捧げよう、と招かれた。

16 1月 2022, 16:54

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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