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教皇フランシスコ 2022年1月23日のお告げの祈り 教皇フランシスコ 2022年1月23日のお告げの祈り  (ANSA)

教皇「1月26日、平和のために祈ろう」ウクライナ国境の緊張に

教皇フランシスコは、ウクライナ国境での緊張の広がりに憂慮を表明、来る1月26日(水)を平和のために祈る日とし、皆の参加を呼びかけられた。

 教皇フランシスコは、1月23日(日)バチカンで行われた「お告げの祈り」で、ウクライナ国境に広がる緊張を深い憂慮をもって見守っている、と表明された。

 教皇は、この緊張がウクライナの平和に再び大きな打撃を与えると同時に、ヨーロッパ大陸の安全保障問題となって、影響をより広げることを懸念された。

 政治的なあらゆる行為や取り組みが、一部の利害のためではなく、人類の兄弟愛への奉仕となるよう神に祈って欲しいと、教皇はすべての善意の人々に願われた。

 また、教皇は、わたしたちは皆兄弟として創造されたゆえに、他者を傷つけながら自分の目的を果たそうとする者は、人類の召命を侮蔑することになる、と話された。

 ウクライナ国境の現在の緊張状態を前に、教皇は、来る1月26日(水)を平和のために祈る日としたい、と述べ、皆の広い参加を願われた。

23 1月 2022, 18:14

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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