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教皇フランシスコ 2021年11月14日のお告げの祈り  教皇フランシスコ 2021年11月14日のお告げの祈り  

COP26閉幕:教皇「勇気と先見性をもって行動を」

教皇フランシスコは、11月14日(日)、バチカンで正午の祈りの集いを持たれた。

 教皇フランシスコは、11月14日(日)、「お告げの祈り」をバチカンの広場の巡礼者らと共に唱えられた。

 この集いで教皇は、同日記念した「第5回貧しい人々のための世界祈願日」に触れ、今年のテーマ、「貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいる」(マルコ14,7)を示された。

 人類が進歩・発展する中にも、貧しい人たちはいつもわたしたちと一緒にいる存在であり、これらの人々の中にキリストがおられる、と教皇は話された。

 教皇は、11月12日にイタリア中部アッシジで行われた貧しい人々との出会いでの、証しと祈りのひと時を思い起こすと同時に、「貧しい人々のための世界祈願日」のために世界各地の教区や小教区で企画された様々な連帯の行事に感謝を表された。

 貧しい人々の叫びは、地球の叫びと重なる、と述べた教皇は、英・グラスゴーで閉幕したばかりの国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に言及。

 政治・経済において責任ある立場の人々に、

勇気と先見性をもって行動するよう促すと共に、すべての善意の人々に対し、わたしたちの共通の家「地球」のために市民として積極的に努力するよう励まされた。

 そして、教皇は、回勅「ラウダート・シ」の精神に沿って統合的エコロジーを推進するプロジェクト、「ラウダート・シ・アクション・プラットフォーム」への参加を呼びかけられた。

14 11月 2021, 16:45

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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