「聖ロメロ大司教を模範に」教皇、中米の司教らとの集い
パナマ訪問中の教皇フランシスコは、中米の司教らとの集いを持たれた。
パナマ到着翌日、1月24日午前、教皇フランシスコは、中米諸国のカトリック司教らとお会いになった。
パナマ市内の聖フランシスコ教会で行われたこの出会いには、中央アメリカ司教事務局(SEDAC)に属する、パナマ、エルサルバドル、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグアの各国司教らが出席した。
教皇は司教らへの言葉で、貧しく、苦しみながらも
素直な信仰を持った中央アメリカの人々の横顔を見つめ、これらの人々によりいっそう耳を傾け、理解し、献身的に奉仕するよう、一致した努力を促された。
中米が生んだ聖人、オスカル・ロメロ大司教を模範として示された教皇は、いつくしみの業を生きるために、苦しみ、自分を完全に捧げ切るまで奉仕するよう召された、その生涯を思い起こされた。
教皇は「教会の中に、キリストは生きておられる」と強調。
それゆえ、教会は傲慢で、虚栄に満ちたものではなく、謙遜で貧しい教会でなくてはならないと、司教らに説かれた。
24 1月 2019, 19:06