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マナグアのカテドラルの敷地でニカラグア国旗を掲げる人々 2022年8月 マナグアのカテドラルの敷地でニカラグア国旗を掲げる人々 2022年8月  (AFP or licensors)

ニカラグア:マナグアのカトリック系大学閉校

ニカラグアの首都マナグアのカトリック系大学、インマクラーダ・コンセプシオン大学が「自主的解散」という理由により法的に廃止された。

Vatican News

 ニカラグアのメディアの5月18日の報道によれば、同国内のカトリック系大学がまた一校、廃止された。

 廃止となったのは、ニカラグアのマナグア大司教区に属する、インマクラーダ・コンセプシオン大学で、「自主的解散」という理由をもとに、同国の内務省が大学としての扱いを取り消した。ここ1年間で、ニカラグア政府は17の私立大学を、同じ「自主的解散」を理由に閉校にしているが、反対派らは、これを政府の意に沿わない者への圧力と捉えている。

 インマクラーダ・コンセプシオン(無原罪の御宿り)大学は、2011年に開校、哲学と神学の授業を通し、中米の様々な地域の教会の神学生たちを育成していた。同大学は、マナグア大司教区の大神学校と同じ一角にある。

 ニカラグアでは、今年2月、ロランド・アルヴァレス司教が、市民権を剝奪され、懲役26年の判決を言い渡された。

 また、現在、教皇庁はニカラグアにおける外交上の代表を持たない。在ニカラグア・バチカン大使館の業務を負っていたマルセル・ディウフ師は、ニカラグア政府の要請を受け、今年3月17日、同国を出国している。

19 5月 2023, 16:32