シリアでアルメリア人司祭殺害される、教皇の悲しみ
教皇フランシスコは、シリアで殺害されたアルメリア人司祭と父親のために祈られた。
シリア東部デリゾール県ブサイラで、11月11日、アルメニア人のカトリック司祭とその父親が殺害された。「イスラム国」が犯行声明を出した。
ホブセプ(ヨセフ)・ベドヤン神父は、父親のアブラハムさんと、ファディ・サノ助祭と共に車で移動中、覆面をした武装集団に襲われた。
この襲撃により、ベドヤン神父とアブラハムさんが死亡、サノ助祭は重傷を負った。
三人は、デリゾール県にあるアルメニア・カトリック教会の修復作業の進行を見に行く途中だった。
教皇フランシスコは、11月12日、ツィートを通し、父親と共に殺害された小教区主任司祭ベドヤン神父の葬儀に集った、シリア・カーミシュリーのアルメニア・カトリック共同体に精神的な寄り添いを表明された。
教皇は亡くなった二人とその遺族、そしてシリアのすべてのキリスト教徒のために祈られた。
12 11月 2019, 18:14