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2016年にテロの犠牲となったジャック・アメル神父の墓 2016年にテロの犠牲となったジャック・アメル神父の墓 

仏ルーアン近郊の教会でのテロから2年、殺害された司祭を追悼するミサ

フランス北西部、ルーアン近郊の教会で起きた、立てこもり・人質殺害事件から、2年。この事件で犠牲となったジャック・アメル神父を追悼するミサがとり行われた。

2016年7月26日、フランス・ルーアンの南郊外サン・テティエンヌ・デュ・ルブレの教会を、2人の武装者が襲撃。朝ミサを司式していたジャック・アメル神父(85)を殺害。信徒1人に重傷を負わせた。犯人らは、さらに他の3人の信徒を人質に取り、教会内に立てこもったが、警察部隊によって射殺された。犯人らはイスラムの過激思想に傾倒していた。

この事件からちょうど2年が経過した、今年7月26日午前、殺害されたアメル神父を偲ぶミサが、テロ現場となった教会で、ルーアン教区のドミニク・ルブラン大司教によって捧げられた。

ミサにはアメル神父の遺族も参列した。

ルブラン大司教はミサの説教で、「アメル神父はその模範を通して光を放っていました。それは、家庭や、小教区、この町の只中にあって、誠実で控えめな奉仕に生きる模範でした」「わたしたちはジャック・アメル神父が伝えたかったことを、十分に受け入れることができたでしょうか。自分の人生を取り繕う誘惑は強いものです。それは虚栄心の誘惑です」と語った。

2017年4月より、ジャック・アメル神父の列福調査が進んでいるが、ルブラン大司教によれば、アメル神父が書き記した500以上ものミサの説教が整理されて見つかった。これらの短く、よくまとめられた説教は、福音をわかりやすく、根気強く説明するものであったという。

「ラ・クロワ紙」によれば、ミサ後半、聖体拝領が終わった時に、ルブラン大司教が会衆に、2年前、ちょうどこの時点で悲劇は起きたと告げると、聖堂内は長い沈黙で覆われた。

ミサの後、聖堂前で、フランス政府と自治体関係者らによる、追悼行事が続いた。

26 7月 2018, 17:14