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灰の儀式をとり行う教皇フランシスコ 2019年の灰の水曜日 灰の儀式をとり行う教皇フランシスコ 2019年の灰の水曜日 

典礼秘跡省:今年の「灰の水曜日」の儀式における留意点を通達

教皇庁典礼秘跡省は、今年の「灰の水曜日」の儀式において留意すべき点を発表した。

 教皇庁典礼秘跡省は、今年2月17日に記念される「灰の水曜日」の儀式において一部変更すべき点を通達した。

 この変更は、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮したもの。

 典礼秘跡省のウェブサイトに覚え書きとして発表された文書には、今年の「灰の儀式」において留意すべき事項が次のように記されている。

 これによれば、灰を聖水によって祝別した後、司祭は参列者に向け、ただ一度だけ、「回心し、福音を信じなさい」または「あなたは塵であり、塵に帰っていくのです」とミサ典書の式文を唱える。

 続いて、司祭は手を清め、マスクで鼻と口を覆った後、前に進み出る信者らに灰を授けるか、あるいは、信者たちが立っている場所に司祭自らが赴き、灰を授ける。

 その際、司祭は灰を手に取り、無言で、それぞれの頭に灰を落とすようにと、同文書は指導している。

13 1月 2021, 16:26