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バチカンで行われた、モミノキの点灯とプレゼピオの除幕式 2019年12月5日 バチカンで行われた、モミノキの点灯とプレゼピオの除幕式 2019年12月5日  (Vatican Media)

バチカンでモミノキの点灯とプレゼピオの除幕式

バチカンの聖ペトロ広場で、クリスマスを前に、ツリーの点灯とプレゼピオの除幕が行われた。

クリスマスを準備する期間、「待降節」の訪れと共に、今年もバチカンの聖ペトロ広場には、ツリーとプレゼピオが設置された。

今年のクリスマス・ツリーは、イタリア北部ヴェネト州ヴィチェンツァ県ロトツォから寄贈されたオウシュウトウヒ。

この秋、北イタリアは悪天候に見舞われ、ロトツォの森林も大きな被害を受けた。このツリーを伐採した場所には、森の再生のために40本のトウヒの苗が植えられるという。

ツリーはバチカン市国の職員の手によって装飾がほどこされた。イルミネーションには、環境に配慮した、低消費電力タイプの電球が用いられている。

一方、広場のオベリスクの隣に造られた大型のプレゼピオ(イエスの降誕の場面を再現した馬小屋の模型)は、北イタリア、トレンティーノ=アルト・アディジェ州トレント自治県スクレッレの人々によって製作された。

今年のプレゼピオの特徴は、その大部分に木材を使用し、特に馬小屋の屋根に「スカンドレ」と呼ばれる伝統の板葺が用いられていること、また、聖家族を取り巻くように、素朴な山の暮らしの風景が展開されていることである。

広場のプレゼピオに加え、パウロ6世謁見ホールにも、プレゼピオが飾られた。このプレゼピオは、イタリア・ヴェネト州トレヴィーゾ県コネリアーノのグループによって造られた。ブロックを積み上げた、ゴシック型のアーチの中に、イエスの降誕が再現されている。

ロトツォ、スクレッレ、コネリアーノの関係者、およそ600人は、12月5日、バチカンのパウロ6世ホールで、教皇との出会いを持った。

教皇はクリスマスのシンボルであるこれらの贈り物に心からの感謝を表された。

また、先日の暴風雨により深刻な被害を受けたイタリア北部にお見舞いの言葉を述べると共に、すべての人々に平和と兄弟愛に満ちたクリスマスを祈られた。

夕方から聖ペトロ広場で、ツリーの点灯式と、プレゼピオの除幕式が行われた。

式中、バチカン市国関係者、北イタリアの自治体首長らの挨拶に交え、旗投げや、コーラス、楽隊演奏などが披露された。

プレゼピオの除幕と共に、子どもたちによって馬小屋、続いてツリーの点灯が行われた。

参加者らは、輝くツリーと馬小屋のもとで、クリスマスの精神性を語る教会関係者の言葉や、合唱団の清らかなコーラスに耳を傾けていた。

05 12月 2019, 19:01