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教皇フランシスコ、教皇庁立生命アカデミーの関係者と 2024年2月12日 バチカン宮殿 教皇フランシスコ、教皇庁立生命アカデミーの関係者と 2024年2月12日 バチカン宮殿  (Vatican Media)

「人間の意味と挑戦を考える」教皇、生命アカデミー会員らと

教皇フランシスコは、教皇庁立生命アカデミーの総会参加者とお会いになった。

 教皇フランシスコは、2月12日、教皇庁立生命アカデミーのメンバーらとの出会いを持たれた。

 同アカデミーは、同日から2日間、「人間、意味と挑戦」をテーマに定例総会を開催した。

 総会初日、教皇はバチカン宮殿に集った同アカデミー関係者らに挨拶をおくられた。

その中で教皇は、今回の総会のテーマは、「人間であることを特徴づけるもの」とは何なのかという、古くて新しい問いに取り組むものであり、特に今日、新しいテクノロジーが複雑な形を通して驚くべきリソースをもたらす中、この命題はまたとない重要性を帯びていると話された。

 研究者たちは、機械やテクノロジーに対し、先験的に「賛成」あるいは「反対」することは不可能であると常に告げてきた、と教皇は述べ、今日においても、プロセスが自然か人工かの区別のみに頼り、前者は真に人間的で、後者はその反対のものと見なすことは妥当ではないと指摘。

 むしろ、必要なのは、科学・テクノロジーの知識をより広い視野の中に刻み、技術至上主義による支配を回避することである、と語られた。

 また、教皇は、科学・技術力の高まりと共に、人間は自分たちを神の行為に似た創造的行為の主役と感じるようになる、と述べ、そのためにも、わたしたち人間には、自分に委ねられた創造性をいかに責任をもって行使するかを理解することが求められている、と述べた。

 教皇は、科学・技術のリソースを統合しつつ、人類学的レベルにおいて、人間のかけがえのない特異性を認識・促進できる文化の発展を課題として示された。

 そして、アカデミー会員らに、対話とシノドス性、オープンな態度と責任感をもって、聖霊に従順に、実り多い研究を続けて欲しいと励ましを与えられた。

13 2月 2024, 12:54