コンゴ・ブラザヴィルの群衆事故に教皇の悲しみ

　コンゴ共和国の首都ブラザヴィルで、11月20日、競技場を会場に、軍への入隊を希望する若者たちが登録手続きのために並んでいたところ、群衆事故が発生、31人の犠牲者と多数の負傷者を出す惨事となった。

　教皇フランシスコは、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、コンゴ共和国の司教協議会関係者に宛てた電報で、この事故に悲しみを表し、犠牲者を悼まれた。

　教皇は犠牲者の冥福と共に、悲しみの中にある遺族らに神の支えを祈られた。

　さらに、教皇はこの悲劇に巻き込まれたすべての人々に兄弟的・精神的連帯を示し、事故の現場で救助に当たった人々に感謝を述べられた。