検索

教皇フランシスコ 2023年11月26日のお告げの祈りで 教皇フランシスコ 2023年11月26日のお告げの祈りで  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

教皇の体調、良好で安定、回復傾向へ

教皇フランシスコは、肺炎は除外されたものの、呼吸器に炎症があったが、現在は回復傾向にある。

 先週末から軽いインフルエンザの症状が見られた教皇フランシスコは、肺炎の可能性は除外され、現在は回復に向かっている。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、11月27日(月)、記者団の質問に答える形で、教皇の体調について次のように伝えた。

 教皇は、肺CT検査の結果、肺炎の所見はなかったが、呼吸器の炎症が見られ、それが原因となり、呼吸にいくらかの困難をおぼえていた。

 より効果的なケアを期して、針とチューブを設置し、点滴による抗生物質治療が行われた。

 教皇の体調は良好で安定している。発熱はなく、呼吸の状態も大きく改善した。

 教皇の回復を助けるため、いくつかの重要な予定は、それに対して必要な力と時間を費やせるようにと、先送りされた。

 その他の慣例的な公務や、あるいは現在の健康状態で遂行可能な行事は、予定通り行われる。

27 11月 2023, 12:14