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爆撃を受けたガザ地区のシャティ難民キャンプ  2023年11月6日 爆撃を受けたガザ地区のシャティ難民キャンプ  2023年11月6日  (AFP or licensors)

教皇、イラン大統領と電話で会談

教皇フランシスコは、イランのライシ大統領と電話による会談を行われた。

 教皇フランシスコは、11月5日(日)午後、イランのエブラヒム・ライシ大統領と電話を通し会談された。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、この電話会談について、イラン政府の要請を受けて行われたものと明らかにした。

 イラン大統領府のサイトによれば、ライシ大統領は、教皇フランシスコの停戦の呼びかけを意義あるものとした。

 これに先立つ先日10月30日には、バチカンの外務局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教とイランのアミール・アブドラヒアン外相との電話会談が行われた。

 この会談もイラン側の要望によるもので、ギャラガー大司教はその中で、イスラエルとパレスチナ間の情勢に対する教皇庁の深い憂慮を伝え、紛争の拡大を防ぎ、中東の安定した平和のために二国家解決に到達する必要を強調した。

 教皇は10月22日に米国のバイデン大統領と、同月26日にはトルコのエルドアン大統領と、そして、11月2日にはパレスチナのアッバス大統領と電話会談を持っている。

06 11月 2023, 10:41