「世界と聖地の平和を祈ろう」教皇ビデオメッセージ

　教皇フランシスコは、「祈りの世界ネットワーク」が準備したビデオメッセージを通し、ウクライナと中東をはじめとする世界平和のために祈るよう、特別な呼びかけを行われた。

　このビデオの中で、教皇は次のように述べている。

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　わたしたち皆が戦争の苦しみを感じています。ご存知のように第二次世界大戦が終わった後も、戦争は世界の各地で荒れ狂いました。その戦争が遠くにある時、たぶんわたしたちはそれをあえて感じることはないかもしれません。しかし、大変近くにある二つの戦争、ウクライナと聖地の戦争がわたしたちの反応を呼び起こしています。

　今、聖地で起きていることを考えてみてください。これは非常に深刻です。

　パレスチナ人と、イスラエル人には、平和の権利があります。彼らは平和に生きる権利を持っています。彼らは兄弟である二つの国民です。

　聖地の平和のために祈りましょう。争いは、双方が死者の山を築くことなく、対話と交渉で解決できるように祈りましょう。

　聖地の平和のためにどうかお祈りください。