教皇モンゴル訪問：ウランバートルで歓迎式典、大統領と会談

　モンゴルを訪れた教皇フランシスコは、9月2日（土）、首都ウランバートルのスフバートル広場で、オフナー・フレルスフ大統領と並んで歓迎式典に臨まれた。

　続いて、教皇は広場に面した政府宮殿にフレルスフ大統領を表敬訪問された。

　この訪問で教皇は、「若くて古い、近代的で伝統あふれるこの国を、平和の巡礼者として訪れ、希望を生む出会いと友愛の道を行くことを光栄に思います。モンゴルの地を包む透明な大空が、兄弟愛の新しい小径を明るく照らしますように」と芳名帳に記帳された。

　そして、宮殿内にモンゴルの移動式住居「ゲル」を再現した特別室で、教皇と大統領との会談が行われた。

　大統領との会談後、教皇は政府宮殿内で、モンゴル各界代表および駐在外交団に挨拶をおくり、さらにゴンボジャブ・ザンダンシャタル・モンゴル国家大会議議長、ロヴサンナムスライ・オヨーンエルデネ首相と相次ぎ会見された。