教皇、ローマ郊外の小教区で司祭らとお会いに
教皇フランシスコは、ローマ郊外の小教区の教会で地域の司祭たちと対話された。
教皇フランシスコは、9月28日、ローマの小教区の教会で地域の司祭たちと司牧的な集いを持たれた。
同日午後、教皇が赴かれたのは、ローマ市北西郊外プリマヴァッレ地区にあるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会。
教皇は同教会の集会所で、周辺地域の小教区から参加した35人の司祭たち、およびローマ教区の責任者らと、約2時間にわたり対話された。
ローマ教区の声明によれば、この集いでは、対話に基づく兄弟的な意見交換が行われた。
この中では、若者たちが抱える生きづらさや社会的疎外など、地域の状況を背景にした司牧的挑戦がテーマになった。
教区の声明では、教皇が同地区を訪問先に選んだ理由として、同地域で今年6月、17歳の少女が同級生によって、またこの9月、52歳の女性が同居人によって刺殺された事件が背景にあるという。
29 9月 2023, 13:09