「マルセイユは希望の港となるよう招かれている」教皇、同市訪問前に
教皇フランシスコは、日曜正午の祈りの集いで、9月22日(金)と23日(土)に行われるマルセイユ(フランス)訪問に言及された。
教皇フランシスコは、9月22日(金)と23日(土)にフランスのマルセイユを訪問される。
9月18日(日)正午、バチカンで行われたお告げの祈りの集いで、教皇はこの訪問に言及。
その目的は、同地で開かれている催し「ランコントル・メディテラネンヌ」(9月17日〜24日)の終盤部に出席するため、と述べられた。
教皇はこのイベントについて、地中海に面した重要な諸都市を結んで、教会や行政の責任者などが集い、特に移民現象を背景に、地中海をめぐる平和、協力、統合の推進をめざすもの、と説明。
ここ数日の様々なニュースからも明らかなように、それは決して容易な課題ではないが、すべての人の未来にとって重要なものとして立ち向かうべき挑戦である、と述べられた。
そして、それは最も貧しい人たちをはじめ、実際に生き暮らす人間の尊厳を中心に据えた、兄弟愛の構築を通してこそ可能となるものと強調された。
教皇は、このマルセイユ訪問を祈りをもって共にして欲しいと信者たちに願うと同時に、このイベントに関わるすべての人々に感謝を表された。
様々な民族があふれるマルセイユは、希望の港となるように招かれている、と述べた教皇は、これから行われる多くの兄弟姉妹たちとの出会いを待ちつつ、マルセイユの住民らに挨拶をおくられた。
17 9月 2023, 21:46