教皇、小児科病棟を訪問、16日に退院予定
教皇フランシスコは、6月16日(金)に、現在入院中のローマのジェメッリ病院から退院されることが明らかになった。
ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院に入院中の教皇フランシスコが、6月16日(金)に退院することが発表された。
教皇は、6月7日(水)に同病院で腹壁瘢痕ヘルニアのための手術を受け、その後回復に向け入院生活をおくられていた。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、15日(木)13時の声明で、教皇の術後経過を報告。医師団によれば、教皇は前晩もよく休まれ、順調に回復されており、血液検査の結果も基準値内であると述べた。
教皇は、14日(水)の夕食を、担当スタッフらと共に召し上がったという。
15日午前、教皇は感謝のしるしとして、医師や看護師をはじめ、7日に行われた手術の全スタッフとお会いになった。
この後、教皇は、アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院の母体であるサクロ・クオーレ・カトリック大学関係者や、同病院の責任者らとの出会いを持たれた。
次いで、教皇は同病院の小児腫瘍科・小児神経外科病棟を訪問。小さな患者たちおよび保護者らと交流され、お会いになった人々にロザリオと本を贈られた。そして、薬だけでなく、優しさと人間性をもって人々の苦しみを和らげる医療スタッフらに感謝の言葉を述べられた。
15 6月 2023, 13:54