教皇、中国のカトリック信者に寄り添う、扶助者聖母の日に
教皇フランシスコは、「扶助者聖母マリア」を記念した5月24日(水)、一般謁見の席上で、中国のカトリック信者たちにメッセージをおくられた。
典礼暦は、5月24日、「キリスト者の助け手(扶助者)聖母マリア」を記念した。
カトリック教会は、上海の余山(シェシャン)の聖母巡礼聖堂において崇敬されている扶助者聖母マリアに捧げられたこの日を、「中国のカトリック教会のための世界祈願日」としている。
この祈願日にあたり、教皇は同日バチカンで行われた一般謁見の席で、中国のカトリック信者たちに次のようなメッセージをおくられた。
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今日は「中国のカトリック教会のための世界祈願日」を記念します。
この祈願日は、上海の余山(シェシャン)の聖母巡礼聖堂において崇敬されている「キリスト者の助け手、聖母マリア」の祝日でもあります。
この機会に、中国におけるわたしたちの兄弟姉妹を思い起こし、その喜びと希望を分かち合いながら、彼らへの寄り添いを表明したく思います。
特に、苦しむすべての人々、司牧者、信者たちに思いを向けます。普遍の教会の交わりと連帯において、彼らが慰めと勇気を感じることができますように。
十字架上で死に、復活したキリストの福音が、その完全さと、美しさ、自由のうちに告知され、中国のカトリック教会と社会のために実りをもたらすように、すべての人に神への祈りをお願いしたいと思います。
24 5月 2023, 12:08