教皇、ハンガリーのギリシャ典礼カトリック共同体との出会い

　教皇フランシスコは、司牧訪問中のハンガリーで、ギリシャ典礼カトリック共同体を訪ねられた。

　ブダペスト滞在2日目、4月29日（土）、教皇は、貧しい人々や難民との出会いが行われた聖エリザベト教会と同じ広場に面した、神の母の御助け教会へ赴かれた。

　神の母の御助け教会は、1881年に建てられたネオ・ロマネスク様式の聖堂。当初はラテン典礼の教会であったが、1905年、ギリシャ典礼カトリック教会の小教区となった。

　ハンガリーにおいて、ギリシャ典礼カトリック教会の信者は少数派であるが、同国のカトリック教会の大切な成員としての位置を占めている。

　同教会を訪れた教皇は、伝統的な聖歌の調べに迎えられた。

　この短い訪問で、教皇はギリシャ典礼カトリックの聖職者や信者たちと祈りを共にし、祝福を与え、出会いの喜びを分かち合われた。