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教皇フランシスコ、カトリック系医療福祉機関の関係者と 2023年4月14日 バチカン宮殿 教皇フランシスコ、カトリック系医療福祉機関の関係者と 2023年4月14日 バチカン宮殿  (VATICAN MEDIA Divisione Foto)

教皇、カトリック系医療福祉機関の関係者と

教皇フランシスコは、カトリック系医療福祉関係者らとお会いになった。

 教皇フランシスコは、4月13日、カトリック系医療福祉機関連盟の関係者に挨拶をおくられた。

 教皇がお会いになったのは、イタリア国内で修道会やカトリック系団体などによって運営されている医療機関や社会福祉施設の代表者たち。

 関係者への挨拶で教皇は、カトリック系の医療福祉機関が、キリスト教精神にのっとり、「善きサマリア人」のたとえ(参照 ルカ10,25-37)の宿屋のように、人々に「なぐさめの油と希望のぶどう酒」を与える場所となっていることに感謝を表された。

 そして、イタリアにおいて、修道会による病院は数世紀にわたる長い歴史を持ち、その奉仕を通して、貧しく弱い人々、社会から疎外された人々に注意を傾けてきたことはもとより、病者たちに人生を捧げた数多くの聖人や証し人たちを輩出してきたことを思い起こされた。

 今日の「切り捨ての文化」は、他の分野以上に、医療の分野でよりいっそう痛ましい影響をもたらしていると教皇は指摘。病者を中心に置かず、その尊厳を尊重しない時、病者たちの境遇につけこみ不当な利益を得ようとする態度までが生まれる、と、このような傾向を警戒するよう招かれた。

 新しい時代の中で、これまでの病院・施設の維持はより難しいものとなっているが、創立者のカリスマを取り戻し、現代の医療システムから切り捨てられた人々を助けるという使命を忘れることなく、勇気ある選択をすることが必要、と教皇は強調。

 先人たちが多くの犠牲の上に築いた貴重な医療の遺産を守るためにも、カトリック系医療福祉機関のネットワーク作りを通して、協力関係を育むよう助言された。

 教皇は、それぞれの病院・施設に託された人々の統合的ケアに留意し、特に患者と家族、医療スタッフの精神的・霊的な支援を忘れてはならない、と語られた。

 病気の中で誰一人孤独に感じることがないように、と願われた教皇は、これからもキリスト教的希望と共に、病者たちの時に長く困難な歩みを支えて欲しいと、関係者たちを励まされた。

 

 

13 4月 2023, 17:33