医師団、教皇の4月1日の退院を確認

　バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、3月31日夜の声明で、教皇フランシスコのローマ・ジェメッリ総合病院における、入院3日目午後の様子を報告した。

　それによれば、31日（金）午後、教皇はご自分の病室に付属する礼拝堂で祈りのための時間を持たれ、その後、聖体を受けられた。

　次いで教皇は、ジェメッリ総合病院の小児腫瘍科の病棟を訪問し、その折に、生後数週間の男の子に洗礼をさずけられた。

　この訪問の際、教皇は居合わせた医療スタッフらに向かい、キリストの十字架を毎日証しするように召された人たちの肉体上の苦しみや精神的苦悩を和らげることに貢献するすべての人々への思いを述べ、その自己犠牲と奉仕の精神に感謝を表された。

　教皇はこの訪問の後、ご自分の病棟に戻られた。

　教皇フランシスコを担当する医師団は、同日行われた諸検査の良好な結果から、教皇の4月1日（土）の退院を確認した。