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12月の教皇の祈りの意向:非営利団体のボランティアのために

教皇フランシスコは、2022年12月の祈りの意向について、ビデオを通しメッセージをおくられた。

 カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

 2022年12月は、「非営利団体のボランティア」のために、次のように祈る。 

 「人間開発に携わる非営利団体のボランティアが、共通善に献身する人々に出会い、国際協力の新しい道を常に探し出すことができますように」。

 教皇フランシスコは、この祈りの意向をめぐり、ビデオメッセージで次のように話された。

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 世界は、共通善の追求に取り組むボランティアや組織を必要としています。

 そうです。今日、多くの人が消し去ろうとしている言葉、それは「献身」です。

 連帯に満ちたボランティアとなることは、わたしたちを自由にします。わたしたちを他者の必要、正義の要求、貧しい人の擁護、被造物の保護へと開きます。

 それは、眼差しや、注意深い傾聴、寄り添いをもって「いつくしみを作り出す人」になるということです。

 ボランティアであるとは、あなたが奉仕する人々と一緒に働くということです。人々のためだけではなく、人々と共にです。人々と共に働くということです。

 ボランティア組織の仕事は、組織間や国々との協力のもとに働く時、より効果を発揮します。

 共に働くことで、限られたリソースにも関わらず、最良を尽くし、希望を増やすという奇跡を実現できるのです。

 わたしたちには希望を増やしていくことが大いに必要です。

 祈りましょう。人間開発に携わる非営利団体のボランティアが、共通善に献身する人々に出会い、国際協力の新しい道を常に探し出すことができますように。

01 12月 2022, 16:30