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ミサイルで破壊された建物 2022年9月24日 ウクライナ・ザポリージャ ミサイルで破壊された建物 2022年9月24日 ウクライナ・ザポリージャ  (ANSA)

教皇「ウクライナに平和の賜物を祈ろう」

教皇フランシスコは、10月5日(水)の一般謁見で、同日記念された聖ファウスティナ・コヴァルスカ修道女と、前日記念されたアッシジの聖フランシスコを思い起こすと共に、ウクライナのために平和の賜物を祈られた。

 教皇フランシスコは、10月5日(水)の一般謁見で、この日記念された聖ファウスティナ・コヴァルスカ修道女と、前日記念されたアッシジの聖フランシスコを思い起こされた。

 謁見後半、教皇はポーランドからの巡礼者への挨拶で、教会暦でこの日は聖ファウスティナ・コヴァルスカ修道女(ポーランド1905-1938)の記念日であることに言及。「神は同修道女を通して御自身のいつくしみの中に救いを求めるよう世界に示した」と話された。

 教皇は特にウクライナにおける戦争に思いを向けながら、先週日曜日にアピールされたように、神のいつくしみが人々の心を変えることができるよう、神のそのいつくしみに信頼し、平和の元后マリアに母としての取り次ぎを祈られた。

 また、教皇はイタリアの巡礼者らへの言葉で、前日10月4日に記念された、同国の保護者であるアッシジの聖フランシスコに触れ、同聖人の神への奉献、人々への奉仕、被造物への兄弟的な愛を、日々の歩みの模範とするよう招かれた。

 そして、教皇はイタリアの信者らに、「苦しむウクライナのために祈り、主に平和の賜物を祈ることを忘れないでください」と願われた。

 さらに、教皇は若者、病者、お年寄り、新婚の夫婦らへの挨拶においても、「アッシジの貧者」を学び舎とし、その愛と十字架のキリストの観想に倣うようにと呼びかけられた。

05 10月 2022, 15:23