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教皇、共に歩むアマゾン地域の教会の証しに喜び

教皇フランシスコは、ブラジルのアマゾン地域のカトリック教会の会合にメッセージをおくられた。

 教皇フランシスコは、6月7日、ブラジル北部サンタレンで行われているアマゾン地域のカトリック教会の会合にメッセージをおくられた。

 この会合は、ブラジルの「法定アマゾニア」と呼ばれる地域のカトリック教会が集って行うもので、50年前の初回から数え、このたびで4度目の開催となった。

 メッセージで教皇は、50年前に同じ場所で最初に開催された集いが、今日のアマゾン地域での宣教方針に大きな影響を与え、教会に対する堅固な意識の醸成に貢献したと、振り返った。

 また、その時の集いによって得た直感が、2019年、ローマで開催されたアマゾン地域をテーマとしたシノドスにおいても、参加司教らの考察を照らし、アマゾンの人々と共に歩む教会の姿を示すために役立つことになった、と述べた。

 教皇はブラジルのアマゾン地区の教会が、前回のシノドスの指針に忠実に取り組むと同時に、伝統として根付く地域の教会同士の交流を通して、シノドス的な、共に歩み宣教する教会を証していることを喜ばれた。

 創造主である神、御子イエスにおいてご自分を与え、聖霊を通して息吹をもたらす神の働きに信頼し、勇気と大胆さをもって福音を告げ、アマゾンの地で被造物の美を観想し、復活の主の存在を体験して欲しいと、教皇は関係者らを励まされた。

07 6月 2022, 16:15