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教皇フランシスコとバルソロメオス1世総主教  2021年10月4日 バチカンで 教皇フランシスコとバルソロメオス1世総主教  2021年10月4日 バチカンで 

「共に愛と真理における対話の道を」教皇、バルソロメオス総主教に

コンスタンティノポリ総主教バルソロメオス1世の選出30周年に、教皇フランシスコはビデオを通しお祝いの言葉を述べられた。

 コンスタンティノポリ総主教バルソロメオス1世の選出30周年に、2月10日、教皇フランシスコはビデオを通しお祝いの言葉を述べられた。

 バルソロメオス1世は、1991年10月22日、コンスタンティノポリ総主教に選出され、同年11月2日に着座した。

 教皇フランシスコは、この日イスタンブールで行われた記念行事に寄せたビデオメッセージで、「古く栄光あるコンスタンティノポリ」の総主教、「友であり、兄弟」であるバルソロメオス1世に心からの祝意を表された。

 この中で教皇は、バチカンで行われたご自分の着座式でバルソロメオス1世と初めての出会いを持って以来、様々な機会を通して友情を温めてきことを喜びと共に振り返った。

 教皇は、今日の人類家族の急務の課題に対する司牧的責任を分かち合う中で、特にバルソロメオス1世の環境問題への深い関心と考察に大きな影響を受けた、と語ったほか、パンデミック危機において霊的回心を説く総主教の教えと証しの重要さに言及した。

 そして、教皇は、バルソロメオス1世がキリスト者の一致と和解の唯一の道として絶えず示す、愛と真理における対話の道を、これからも共に歩んでいきたいと述べられた。

 教皇は、バルソロメオス1世総主教のために、健康と平安、霊的喜びを神に祈られた。

10 2月 2022, 19:27