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キプロスとギリシャ訪問へ出発する教皇フランシスコ 2021年12月2日 ローマ・フィウミチーノ国際空港 キプロスとギリシャ訪問へ出発する教皇フランシスコ 2021年12月2日 ローマ・フィウミチーノ国際空港 

教皇、キプロスとギリシャ訪問へ出発

教皇フランシスコは、12月2日、キプロスとギリシャ訪問へ出発された。

 教皇フランシスコは、12月2日午前、ローマのフィウミチーノ国際空港から特別機で、キプロスとギリシャの2カ国訪問に出発された。

 最初の訪問国キプロスのラルナカ国際空港に、同日午後、到着の予定。

 教皇は、出発前日の12月1日夕方、ローマの聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)を訪れ、パオリーナ礼拝堂の聖母子画「サルス・ポプリ・ロマーニ」(ローマ人の救いの意)の前で、同訪問の実りを祈った。

 また、出発当日朝、教皇はお住まいのサンタ・マルタ館で、難民たちとお会いになった。シリア、ソマリア、アフガニスタンなどを出身とするこれらの人々は、ギリシャのレスボス島の難民キャンプを経て、現在ローマのカトリック系団体の支援を受けている。

 さらに、教皇は搭乗前に、フィウミチーノ空港の近くにある小教区の教会に赴き、「ロレートの聖母」像の前で祈られた。

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 このたびのキプロスとギリシャへの訪問は、教皇フランシスコにとって第35回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。

 両国への訪問は、それぞれの政府とカトリック司教協議会の招きに応えるもの。

 キプロスにとって、ローマ教皇の訪問は、今回で2度目となる。ベネディクト16世は、2010年6月、同国を訪れた。

 一方、ギリシャにローマ教皇が訪れるのは、3度目となった。聖ヨハネ・パウロ2世は、2001年5月、同国を訪問。また、教皇フランシスコは、2016年、ギリシャのレスボス島の難民施設を訪れている。

 今回、教皇フランシスコは、キプロスを12月2日(木)午後から4日(土)早朝まで訪問。続いて、ギリシャを4日午前から6日(月)午前まで訪問される。

02 12月 2021, 12:05