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この一年に亡くなった枢機卿・司教らの追悼ミサ 2021年11月4日 バチカン・聖ペトロ大聖堂 この一年に亡くなった枢機卿・司教らの追悼ミサ 2021年11月4日 バチカン・聖ペトロ大聖堂 

この一年に亡くなった枢機卿・司教らの追悼ミサ、バチカンで

教皇フランシスコは、この1年間に亡くなった枢機卿・司教らのために追悼のミサを捧げられた。

 教皇フランシスコは、11月4日、この1年間に亡くなった枢機卿・司教らのためにバチカンの聖ペトロ大聖堂で追悼のミサを捧げられた。

 カトリック教会の伝統で死者に捧げられた11月、教皇はこのミサの中で、昨年同月からの1年間に帰天した枢機卿17人と大司教・司教ら191人を思い起こされた。

 ミサの説教で、「主の救いを黙して待てば、幸いを得る」(哀歌3,26)という聖書の言葉を観想しながら、教皇は、従順に信頼して主を待つことを学ぶよう招かれた。

 困難の時も沈黙のうちに希望をもって主を待つことを学べば、人生の最も大きい試練である死に備えることができる、と教皇は説かれた。

 新型コロナウイルス感染によって亡くなった人々をはじめ、最近故人となった枢機卿・司教らを悼まれた教皇は、「さあ、わたしの父に祝福された人たち、天地創造の時からお前たちのために用意されている国を受け継ぎなさい」(マタイ25,34)という、主の忠実なしもべたちへの招きを、これらの兄弟たちが今、喜びをもって味わっているようにと祈られた。

04 11月 2021, 13:51