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12月の教皇の祈りの意向:カテキスタのために

教皇フランシスコは、12月の祈りの意向について、ビデオを通しメッセージをおくられた。

 カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

 2021年12月は、「カテキスタ」をテーマに、次のように祈る。 

 「神のことばを告げ知らせるために召し出しを受けたカテキスタのために祈りましょう。勇気と創造力を持ち、聖霊に支えられ、証し人となることができますように。」

 教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオメッセージの中で次のように話された。

 「カテキスタは、信仰を伝え、それを深めることにおいて、かけがえのない使命を持っています。

 カテキスタの信徒としての役務は、一つの召命です。カテキスタであることは、カテキスタとして働くことではなく、カテキスタという存在であることです。それは生き方そのものです。寄り添う者であると同時に教育者でもある良いカテキスタが必要です。

 福音を告げることにおいて、創造的な人が必要とされています。控えめでも、押し付けがましくてもいけません。福音を特に自分の生き方、柔和さ、新しい道を開きながら新しい表現をもって告げる人が必要です。

 多くの教区で、多くの大陸で、福音宣教は基本的にカテキスタの手にかかっています。

 内的な情熱をもって、教会への奉仕の使命を生きるカテキスタたちに感謝しましょう。

 神のことばを告げ知らせるために召し出しを受けたカテキスタたちのために、共に祈りましょう。カテキスタたちが勇気と創造力を持ち、聖霊に支えられ、証し人となることができますように。」

 

30 11月 2021, 17:00