教皇、スコラス・オクレンテスの青年たちと
教皇フランシスコは、スコラス・オクレンテス基金の教育事業に参加する青年たちと交流された。
教皇フランシスコは、11月25日、スコラス・オクレンテス基金の教育事業に参加する青年たちと交流された。
「出会いの学校」を意味するスコラス・オクレンテスは、教皇がアルゼンチンでブエノスアイレス大司教であった時から推進してきた教育ネットワークで、今日、教皇庁の基金として世界各地の若者たちに、出会いと対話、教育の機会を提供している。
同日午後、教皇はローマ市内の教皇庁立マリア・マーテル・エクレジエ国際神学院を訪問。スコラス・オクレンテス基金による政治教室「フラテッリ・トゥッティ」に参加する、難民および難民申請者、教育の機会から外れた若者、大学生など、文化・宗教・社会経済的背景も様々な各国の若者たちとお会いになった。
教皇は、この集いで、若者たちが演じる「パンデミックの顔」と題されたパフォーマンスをご覧になった。この中では様々な象徴を用いて、パンデミックの影響が青少年にもたらしたものが表現された。
続いて、教皇は、若者たちが思い描く世界、祖国に帰る日のために未来の計画をいかに実現するか、パンデミックが与えた新しい意識など、青年たちが語る言葉に耳を傾け、助言を与えられた。
参加者らは、教皇の回勅からインスピレーションを得た政治教室「フラテッリ・トゥッティ」について説明。最初のコースでは、回勅「フラテッリ・トゥッティ」の精神をベースにした一年間の育成におよそ50人の若者が参加する。
集いの最後に、教皇は若者や関係者らに励ましと祝福をおくられた。
25 11月 2021, 19:10