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教皇「わたしたちの共通の家のために、皆で祈り、働こう」

9月1日、カトリック教会の「環境保護のための世界祈願日」が記念されると共に、諸キリスト教会が参加する被造物保護のための祈りと行動の月間「被造物の季節」 が始まった。

 カトリック教会は、毎年9月1日を「環境保護のための世界祈願日」とし、環境保護に対する関心を喚起すると共に、環境を取り巻く問題の考察を深め、そのために祈る。

 また、同祈願日からアッシジの聖フランシスコを記念する10 月 4 日まで、キリスト教諸教会の参加のもと、被造物保護のための祈りと行動の月間、「被造物の季節」(Season of Creation) が行われる。

 教皇フランシスコは、9月1日(水)、一般謁見の席で、この日記念された「環境保護のための世界祈願日」に言及。

 さらに、同日より、「皆のための家? 神のオイコス(家)を新たにしよう」をテーマに、2021年度の「被造物の季節」が始まったことを紹介された

 教皇は、今年の「被造物の季節」のために、エキュメニカル総主教バルトロメオス1世とジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教と共に準備したメッセージが、近日中に発表されるだろう、と話された。

 パンデミックによるこの深刻な危機の中、諸キリスト教教会の兄弟姉妹たちと一緒に、わたしたちの「共通の家」のために祈り、働こう、と教皇は信者らに呼びかけられた。

01 9月 2021, 11:12