ブダペストで国際聖体大会開幕、12日に教皇ミサ

　ハンガリーの首都ブダペストで、9月5日（日）、「第52回国際聖体大会」が開幕した。

　聖体大会は、聖体への愛を深めるための司祭と信徒たちによる集会で、各国の国内レベルの大会と、世界各地の教会の代表が参加する国際レベルの大会がある。国際聖体大会は、4年ごとに開催地を変えて行われる。

　ブダペストを会場に行われるこのたびの国際大会は、9月5日（日）から12日（日）まで、一週間にわたり開かれる。

　今大会テーマは「わたしの源はすべてあなたの中にある」（詩編87.7）。エステルゴム‐ブダペスト大司教、ペーター・エルド枢機卿は、このテーマについて、ブダペスト市内に4つに分かれて注ぎ込む水流をイメージすると同時に、4人の書記者によって今日まで伝えられる福音を表している、と述べた。

　大会期間中は、ミサや、聖体礼拝、祈りのほか、聖体をめぐる神学シンポジウムも開催される。

　「第52回国際聖体大会」は、9月5日（日）、ブダペスト市内の英雄広場で、ヨーロッパ司教協議会会長、アンジェロ・バニャスコ枢機卿による開会ミサによって始まった。

　同大会は、9月12日（日）、ブダペストを訪問する教皇フランシスコ司式の荘厳ミサをもって閉会する。