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Vatican News

教皇と共に聖母月の祈りのマラソン終了

5月最終日、バチカン庭園で教皇フランシスコによるロザリオの祈りがとり行われ、これと共にパンデミックの収束を願う聖母月の「祈りのマラソン」が終了した。

 教皇フランシスコは、5月31日(月)、バチカン庭園でロザリオの祈りの集いをとり行われ、「結び目を解くマリア」にパンデミックに苦しむ人々を託された。こうして、聖母月に世界各地を結んだ「祈りのマラソン」が終了した。

 パンデミックの収束を願い、ひと月にわたり続けられた「祈りのマラソン」は、5月初日、バチカンの聖ペトロ大聖堂から始まり、世界五大陸の聖母巡礼聖堂をつなぎながら、同月最終日、再びバチカンへと戻った。

 「祈りのマラソン」をしめくくる教皇によるロザリオの祈りは、聖ペトロ大聖堂を見下ろす小高いバチカンの丘の庭園でとり行われた。

 集いの始めに、初聖体の子どもたちやボーイスカウト会員らの参加のもと、聖母画「結び目を解くマリア」を掲げた宗教行列が庭園内を練り歩いた。

 「結び目を解くマリア」は、ドイツ・アウクスブルク、ペルラッハの聖ペトロ教会(ザンクト・ぺーター・アム・ペルラッハ教会)に原画を持つ聖母画。この中で聖母は白い紐の結び目を解こうとする姿で描かれている。

 教皇フランシスコは、かつてドイツ滞在期に「結び目を解くマリア」を知り、ブエノスアイレス大司教時代より、この聖画を通した信心を人々の間に広めてこられた。アウクスブルク教区は、この集いを機会に、同聖画の複製を教皇に贈った。

 教皇は「結び目を解くマリア」を前に、パンデミックが世界にもたらした医療・経済・社会・人間関係の危機において、人々が苦しみから「解かれる」よう、聖母の取りつぎを祈られた。

 この祈りの集いでは、ドイツ、フランス、スペイン、英スコットランド、イタリア、ルワンダ、パラグアイ、チリの聖母巡礼聖堂からの中継も行われた。

 後半、聖母賛歌「サルヴェ・レジーナ」が歌われる中、教皇は「結び目を解くマリア」の聖画像に冠を被せられた。

 集いの終わりに、教皇はこの「祈りのマラソン」に参加した世界の巡礼聖堂と、メディアを通して祈りに心を合わせたすべての人々に感謝を述べられた。

 そして、教皇は、主が全世界をパンデミックから救ってくださるよう祈り続けよう、と招くと共に、感染拡大防止のためにワクチンがすべての人にすみやかに行き渡ることを希望された。

31 5月 2021, 20:42