教皇、移民たちの遭難に深い悲しみを表明
教皇フランシスコは、地中海で再び起きた移民の遭難に深い悲しみを表された。
教皇フランシスコは、4月25日(日)の正午の祈りで、数日前、地中海で再び発生した移民船の遭難に触れられた。
リビア沖で発生したこの海難事故により、船上のおよそ130人が、死亡、または行方不明になった。
この悲劇に心を痛めた教皇は、犠牲者たちはいのちある人間であると述べ、二日間にわたる助けの要請にも関わらず、救助が来なかったことに対し、わたしたちは深く自問し、恥じ入らなければならない、と話された。
教皇は、こうした悲劇的な旅において命を落とし続けている多くの兄弟姉妹たちのために祈るよう招かれた。
同時に、教皇は、助けることができても、見て見ないふりをしている人々のためにも祈ろう、と呼びかけられた。
25 4月 2021, 16:35