「第1回祖父母と高齢者のための世界祈願日」のテーマ発表
今年7月25日(日)に記念される、カトリック教会の「第1回祖父母と高齢者のための世界祈願日」のテーマが発表された。
今年7月25日(日)に記念される、第1回目の「祖父母と高齢者のための世界祈願日」のテーマが、教皇庁信徒・家庭・いのち省から発表された。
教皇フランシスコは、今年1月31日の正午の祈りで、「祖父母と高齢者のための世界祈願日」を創設し、これを、イエスの祖父母、聖ヨアキムと聖アンナの日(7月26日)に近い、7月の4番目の日曜日に記念する旨を告げられた。
初回の同記念日のテーマとして、教皇が選んだテーマは、「わたしはいつもあなたがたと共にいる」(参照:マタイ28,20)。
教皇は、このテーマを通して、特に、今日のパンデミックによる試練において、お年寄りたちに対する神と教会の寄り添いを伝えることを望まれた。
教皇庁信徒・家庭・いのち省は、「わたしはいつもあなたがたと共にいる」という主イエスの言葉は、高齢者と若者たち双方が希求する、寄り添いと希望の約束である、と述べつつ、若者はお年寄りの生活に積極的に関わり、一方で、お年寄りは福音の告知と祈りを通して若者に信仰を伝える、という、相互の使命を強調した。
同省は、この記念日が各国の教会で有意義な形で行われるよう、6月中旬ごろ、現在開催中の「愛のよろこびの家族年」の特設サイトwww.amorislaetitia.vaを通して、司牧的提案を示したい、としている。
21 4月 2021, 09:33