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教皇フランシスコとクララ会修道女たち 2021年4月26日 教皇フランシスコとクララ会修道女たち 2021年4月26日 

教皇とパガニカのクララ会修道女たちとの出会い

教皇フランシスコは、2009年のイタリア・ラクィラ地震で被災した、パガニカのクララ会の修道女たちとお会いになった。

 教皇フランシスコは、4月26日、イタリア中部パガニカのクララ会の修道女たちとお会いになった。

 パガニカは、アブルッツォ州の州都ラクィラに属する分離集落。2009年4月6日にイタリア中部を襲ったラクィラ地震で大きな被害を受けた。

 この地震で、クララ会のサンタ・キアーラ修道院では屋根が崩落、これにより修道院長が亡くなり、2名の修道女が重傷を負うという悲劇に見舞われた。

 こうした試練の中、修道女たちは信仰と祈りを力とし、地震から9か月後に瓦礫の中から見つかった聖書を希望のしるしとして、日々の困難を神に捧げてきた。

 修道女らは仮設の修道院で10年間生活した後、2019年、再建・修復された元の修道院にようやく戻ることができた。

 教皇フランシスコは、この日、バチカンを訪れた修道女たちを温かく歓迎され、修道女たちの日頃の祈りと、サンタ・マルタ館の礼拝堂のために贈られた手描き装飾の復活の大ろうそくに心からの感謝を述べられた。

 地震の悲劇の中で、神は皆さんをより強めた、と述べた教皇は、一粒の麦が地に落ちて死に、多くの実を結ぶように、皆さんの共同体も大きな苦しみを通して、天の御父のいつくしみ深い配慮と、多くの人々の連帯を知ることになった、と話された。

 地震ですべてを失ったパガニカのクララ会で、今日12人の若い会員たちが実りある修道生活をおくっていることは、神と兄弟愛的連帯によって悲劇から立ち上がれるという人々へのメッセージである、と教皇は話された。

 教皇は、修道女たちの「絶え間なく祈る存在」が、未だ震災の恐ろしい体験に苦しむ地元の人々に慰めと勇気を与えることを願われた。

26 4月 2021, 16:14