教皇フランシスコは、3月3日の一般謁見の席で、5日から行われるイラク訪問について話された。
この訪問について、教皇は、「多くの苦しみを受けたイラクの人々、アブラハムの地における殉教者としての教会と出会いたい、との思いを長い間抱いていた」と述べられた。
また、教皇は、他の宗教指導者たちと一緒に、神を信ずる者たちの間に、兄弟愛の新たな一歩をしるしたいと抱負を語られた。
教皇は、この司牧訪問をより良い形で行い、実りをもたらすことができるよう、祈りをもって訪問を共にしてほしい、と信者らに願われた。
教皇は、かつて聖ヨハネ・パウロ2世がイラクへの訪問を望みながら果たせなかったことを紹介しつつ、「イラクの人々はわたしたちを待っている。再び彼らを失望させることはできない」と話された。
この訪問が有意義なものになるよう、教皇はあらためて皆を祈りに招かれた。