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広島平和記念公園で祈る人々 2020年8月6日 広島平和記念公園で祈る人々 2020年8月6日 

教皇「核兵器のない世界のために努力を」

教皇フランシスコは、1月20日の一般謁見で、間もなく発効される核兵器禁止条約に言及、核兵器のない世界を築くため、すべての国と人々に協力と努力を呼びかけられた。

 2017年7月7日に国際連合総会で採択された核兵器禁止条約が、2021年1月22日に発効する。

 教皇フランシスコは、1月20日(水)、バチカンで行われた一般謁見で、同条約発効に言及すると共に、改めて核兵器廃絶への努力を訴えられた。

 この席で教皇は、来る22日に発効の核兵器禁止条約は、一瞬にして大量の人を攻撃し、非常に長期間、環境に破壊的影響を与える核兵器を、明瞭に、法的拘束力をもって禁止する最初の国際条約であることを強調された。

 人類が心から願う核兵器のない世界に必要な環境を

積極的に築くため、平和を推進し、多面的に協力しながら、決意をもってこの問題に取り組むよう、すべての国々、すべての人々を力強く励まされた。

 教皇フランシスコは、これまで様々な機会に核兵器の廃絶を訴えて来られた。

 中でも、一昨年に行われた訪日(2019年11月23日~26日)で、教皇は、11月24日、長崎の爆心地公園を訪問。そこで読み上げられた平和のメッセージの中で、核兵器のない世界は可能であり必要であるという確信のもと、その実現のために「真の平和の道具」となるよう、すべての人を招かれた。

 さらに、教皇は、同日訪れた広島の平和記念公園で、

原子力の戦争目的の使用は倫理に反する、と強調すると共に、核兵器の保有も倫理に反する、と話された。そして、教皇は、真の平和とは非武装の平和以外にありえないことを、歴史から学ぼうと呼びかけられている。

20 1月 2021, 11:31