バグダッドで自爆テロ:教皇「無分別で残忍な行為」
教皇フランシスコは、イラクの首都バグダッドにおけるテロ攻撃を非難し、犠牲者の冥福を祈られた。
イラクの首都バグダッドで、1月21日、自爆テロが発生した。
テロ攻撃時、現場となった中心部のタラヤン広場には古着市場が立ち、多くの市民が訪れていた。相次ぎ起きた2度の爆発で、32人が死亡、100人以上が負傷した。
この報に接した教皇は、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿を通し、イラクのバルハム・サリフ大統領に宛て電報を送られた。
この中で教皇は、このテロ攻撃を無分別で残忍な行為として非難すると共に、犠牲者と遺族、負傷者、救援に当たる人々のために祈られた。
教皇は、暴力に兄弟愛と連帯と平和をもって打ち勝つために働き続けるよう、すべての人々に願われ、同国と国民の上に神の祝福を祈られた。
22 1月 2021, 11:19