グアダルーペの聖母の戴冠から125年、教皇、バチカンでミサ
グアダルーペの聖母の祝日、教皇フランシスコはバチカンでミサを捧げられた。
カトリック教会の暦は、12月12日、ラテンアメリカの保護者、グアダルーペの聖母マリアを祝った。
メキシコシティの北東、テペヤクの丘で、聖ファン・ディエゴの前に聖母が数回にわたり出現したのは、1531年12月9日から12日にかけてのことである。
今年は、教皇レオ13世の1895年の教令による、グアダルーペの聖母の戴冠から125年を迎えた。
教皇フランシスコは、12日午前、バチカンの聖ペトロ大聖堂でグアダルーペの聖母の祝日のミサを捧げられた。
この説教で、教皇は、聖母に反映される神の寛大さ、祝福、恵みを見つめられた。
神は常に豊かに「際限なく」与えられる方である、と述べた教皇は、御子の降誕の神秘は、神のこの限りない寛大さに思いをはせさせるもの、と語られた。
教皇は、マリアのエリザベト訪問に満ちる神の祝福を指摘。
神の恵みに満ち、「あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています」と言われたマリア、祝福された御子を神の贈り物としてわたしたちに示されるマリアを観想された。
教皇は、わたしたちの母、マリアの姿を見つめ、神の寛大さと祝福、恵みを思いながら、わたしたちもまた、自分の生活を皆のための一つの贈り物へと変えていこう、と招かれた。
12 12月 2020, 17:31