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Vatican News
グリーンランド・クルスク沖 2019年8月 グリーンランド・クルスク沖 2019年8月  (AFP or licensors)

気候変動:「パリ協定」5周年会合に、教皇のメッセージ

「パリ協定」採択5周年を記念した国連のオンライン会合に、教皇フランシスコはビデオメッセージをおくられた。

 教皇フランシスコは、12月12日、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」採択5周年を記念する、国連のハイレベル・オンライン会合に、ビデオを通しメッセージをおくられた。

 このメッセージで教皇は、現在進行中のパンデミックと気候変動は、環境的問題であるだけではなく、特に貧しい人々の生活に影響を与える、倫理、社会、経済、政治的な問題でもある、と指摘。

 これらは、共通の連帯的取り組みを通して、人間の尊厳と共通善を中心に据えた「いたわりのある文化」を育てる責任を呼びかけている、と述べられた。

 こうした中、教皇は、温暖化ガス排出量の実質ゼロの目標に各国と一致し、教皇庁は二つの計画を通して取り組んでいると説明。

 一つは、バチカン市国は、2050年までに温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指し、水などの天然資源やエネルギーの効率的な使用、持続可能なモビリティ、緑化、資源循環など、ここ数年進めてきた環境管理の努力を強化していること明らかにした。

 また、もう一つの計画として、教皇庁が統合的なエコロジーのための教育推進に取り組んでいることを教皇は紹介。政治的・技術的方策が、兄弟愛や人間と環境の関係を基礎とした、発展と持続性ある文化を養う教育プロセスと一致する必要を強調した。

 教皇は、今こそ航路を変更すべき時、と述べ、より良い未来への希望を若者たちから奪ってはならない、と訴えられた。

12 12月 2020, 18:30