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11月の教皇の祈りの意向:「人工知能」の人類への奉仕をテーマに

教皇フランシスコは、2020年11月の祈りの意向をめぐり、ビデオを通してメッセージをおくられた。

カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。

2020年11月は、「人工知能」をテーマに、次のように祈る。

「ロボット工学と人工知能の進歩が常に人類に奉仕するものでありますように」。

教皇フランシスコは、今月の祈りの意向について、ビデオの中で次のように話された。

「人工知能は、わたしたちが体験している時代の変化の中心をなすものです。

ロボット工学は、共通善のために力を合わせるならば、より良い世界を構築することができます。

実際、技術発展が不平等を増大させるならば、それは真の発展ではないからです。

未来の発展は、人間の尊厳と被造物の尊重に方向づけられたものであるべきです。

ロボット工学と人工知能の進歩が常に人類に奉仕するもの、すなわち『人間的なもの』であるよう、祈りましょう。」

05 11月 2020, 17:15