王であるキリスト:22日、バチカンで教皇ミサ、WYDの十字架、パナマからポルトガルへ
典礼暦で「王であるキリスト」を祝う、11月22日(日)、教皇フランシスコはバチカンでミサを司式される。ミサの終わりに、「ワールドユースデー」世界大会のシンボルである十字架が、パナマの若者たちからポルトガルの若者たちへと託される。
典礼暦年最後の主日「王であるキリスト」の祭日、11月22日(日)イタリア時間午前10時(日本時間18時)より、教皇フランシスコはバチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを司式される。
ミサの終わりに、「世界青年の日」(ワールドユースデー、WYD)世界大会のシンボルである十字架が、前回(2019年)の開催国パナマの若者たちから、次回(2023年)の開催国ポルトガルの若者たちへと引き継がれる。
また、もう一つの大会シンボル、聖母子を描いたイコン「サルス・ポプリ・ロマーニ」の複製画(「サルス・ポプリ・ロマーニ」は、"ローマ人の救い"の意で、オリジナル画は、ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂にある)も、ポルトガルの若者たちに託される。
この儀式は、現行の新型コロナウイルス感染防止対策に従い、少人数の代表のみを通して行われる予定。
ワールドユースデーの十字架は、教区レベルの「世界青年の日」が記念された今年4月5日、バチカンでの「受難の主日」のミサにおいて、パナマの若者たちから、ポルトガルの若者たちへと引き継ぎのセレモニーが行われる予定であったが、この時点でのパンデミック対策によって中止となり、11月22日の「王であるキリスト」の祭日に延期されていた。
20 11月 2020, 14:51